今日は久しぶりの雨模様で、じめじめしている薬局周辺です。写真は薬局の前の河原に咲く白い花です。きれいな花なのですが、名前がわかりません。先日は近くにカワセミが止まっていて、美しい青い鳥と白い花で綺麗な対比を作りだしていました。
さて、このところ日中の気温が上がってきて、すでに真夏日になる日があります。あたたかいのはいいのですが、気になるのが食中毒と、お肌のトラブル。あたたかいと菌が増殖しやすいので、それが食べ物で起きると食中毒になる事があり、それがお肌で起こると「とびひ」や「みずむし」、そして傷口や虫刺されでかきむしった時も傷口が化膿してしまう事があります。
ちなみに、ニキビも「アクネ菌」という細菌が毛穴で増殖しますし、暖かい季節の方が皮脂の分泌も増えますので、お肌のぽつぽつも増えてきます。
また、じんましんになる患者さんもこの時期多いです。じんましんはアレルギーの一種ですが、原因が特定できません。食べ物、触れるもの、ストレス、気温、紫外線など色んな要因が重なっておきますので、この環境の変わりやすい時期に発症しやすいのかもしれません。また、アトピー性皮膚炎も含め、アレルギー性のかゆみは、気温が高いと血流が良くなり、痒みが強く感じられます。
お肌のトラブルは、放っておくとどんどん悪化することがありますので、おかしいなと思ったら、かかりつけのお医者様に相談してから、専門の先生に見てもらうのが良いでしょう。家にあるかゆみ止めの薬を使っていても、細菌や真菌に感染している場合、まったく改善が見られませんし、それどころか悪化することもあります。それから、痒みがあってもかかないことが原則です。傷になってしまうと、それも治りにくいですからね。
私の経験ですが、娘がまだ生後7か月くらいの頃、首のしわのところにジクジクが出来て、皮膚科の先生に「カビが生えてます」と言われて水虫の薬で治したことがあります。暖かい季節の皮膚トラブル、お気を付けくださいね。
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暖かい季節の皮膚トラブル
暖かい季節の皮膚トラブル