写真は朝顔の苗です。2年前の種が出てきたので、種まき用の小さな土に、種を置いておくと、3日後には種が割れて、すくすくと芽が出てきました。そういえば2,000年前のハスの種から芽が出て花が咲いたというニュースを見たことがあります。種の力はすごいですね。穀物もそうですが、ナッツやゴマなど、種を食べられる人間は幸せですね。
外は、じめじめとした梅雨空です。湿気が多く、気温が高いと、お風呂や台所などで、カビがちらほら出てきませんか? カビのみならず、湿気と適度な温度はいわゆる「菌」にとって最適な環境です。そこで気になるのが食中毒です。
夏場に問題になる食中毒の主な原因菌は、カビなどの真菌や、ノロウイルスなどのウイルスではなく、細菌です。カビは一度にたくさん食べてもそんなに食中毒を起こすことは、少ないように思います。基本的に乾燥に強いウイルスは冬場に流行する傾向があります。もちろん夏でも流行するウイルス性食中毒もありますが、夏は圧倒的に細菌です。食中毒を起こす細菌は、O-157に代表される大腸菌、皮膚に住んでいる黄色ブドウ球菌、海水中に生息する腸炎ビブリオ、家畜から感染するサルモネラ菌、少ない菌量で日数を置いて発症するため発見が難しいカンピロバクター、が良く知られています。
夏場に問題になる食中毒の主な原因菌は、カビなどの真菌や、ノロウイルスなどのウイルスではなく、細菌です。カビは一度にたくさん食べてもそんなに食中毒を起こすことは、少ないように思います。基本的に乾燥に強いウイルスは冬場に流行する傾向があります。もちろん夏でも流行するウイルス性食中毒もありますが、夏は圧倒的に細菌です。食中毒を起こす細菌は、O-157に代表される大腸菌、皮膚に住んでいる黄色ブドウ球菌、海水中に生息する腸炎ビブリオ、家畜から感染するサルモネラ菌、少ない菌量で日数を置いて発症するため発見が難しいカンピロバクター、が良く知られています。
日中は思ったより気温が上がっている6月、おにぎりなどを素手で握った時、そこに手から黄色ブドウ球菌がうつります。よく洗っていない魚をまな板でさばいた後、そのまま野菜を切ると野菜に腸炎ビブリオがうつります。大腸菌は人間の腸内に住んでいますので、糞便からも感染します。特に腸炎ビブリオと大腸菌は増殖が速いので注意が必要です。おにぎりは素手で握らない、淡水に弱い腸炎ビブリオは真水で洗うことで死滅するので魚介類はしっかり洗う、トイレの後はちゃんと手を洗う、など予防策が大事です。
カンピロバクターは集団感染を起こしにくくメディアでは見かけませんが、実はここ数年で食中毒発生件数が一番多いです。家畜にも住んでいて、熱に弱いので、特に食肉はしっかり加熱してお召し上がりくださいね。
カンピロバクターは集団感染を起こしにくくメディアでは見かけませんが、実はここ数年で食中毒発生件数が一番多いです。家畜にも住んでいて、熱に弱いので、特に食肉はしっかり加熱してお召し上がりくださいね。
このたび、いろんな菌の名前が出てきてちょっと難しい話だったかもしれません。でも菌によって対策が違うのです。
ふ~ん、と読み流してくださいね。
http://ift.tt/1i9KWZ3