痛み止めのいろいろ

 薬局の周りでは田植えが本格的に始まっています。ショウブの花がきれいに咲いて、田んぼの鏡のような水面にうつり込む風景…。夕焼けも、青空も、田んぼにうつる景色はとてもきれいですね。
薬局にお越しになる患者さまも、田植えの時期を迎えて、日焼けした顔に白い歯を輝かせていらっしゃいます。しかし、田植えの風景を楽しんでいるのは田植えをしない我々だけで、実際に田植えをするのには皆さん大変な苦労をされています。田植えや草刈り、畑作業も大変で、ひざの痛みや腰痛でお越しになる患者様が増えてきます。
そんな方に一番多く出るのは湿布、それから痛み止めの飲み薬です。もともと腰痛を持っていらっしゃる患者様が、さらに痛めて、長引かせてしまうとそれは神経痛を起こす原因になることもあります。
さて、痛み止めといっても色々あります。でも残念ながらどの痛み止めも悪いところを治す薬ではありません。そこで起きている炎症を抑えたり、痛みを強く感じるシステムを抑えたりする薬になります。
大体の痛み止めは、頭痛や歯痛に使われることもある、バファリンやロキソニンや、その仲間で、いわゆる「痛み止め」。しかしこの薬は実は胃を悪くすることが非常に多くあります。なので、できるだけ食後に服薬するようにお願いしています。さらに、飲み合わせに注意が必要な薬もたくさんあります。
もう一つ、最近よく出されるようになった痛み止め、それは痛みを感じる神経そのものに作用する薬です。神経痛や強い痛みに使います。神経そのものに作用するので、吐き気がしたり、脳に作用して眠くなったりふらふらしたりすることがありますが、よく効きますし、胃を悪くすることもないので、副作用があまり強く出ないのなら、続けて服薬するにはこちらの神経に直接作用する薬が良いように思います。
それにしても、体に良いお米やお野菜を作るのに、体を悪くしていてはいけないので、作業もほどほどに、どうかお願いします。
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