夏の食欲不振

梅雨が長いですね。ずっとじめじめした天気が続いていますが、こんな時、よく地面を見てみると、苔が元気です。写真は桜の幹に生えていた「ウメノキゴケ」と薬局の北側の植え込みに生えていた「スギゴケ」です。同じ「コケ」という名前でも「ウメノキゴケ」は藻類、菌のようなイメージです。見た目も全然違いますし、増殖の仕方も違いますが、どちらも雨が大好きでこんな雨の日はとても元気です。ちなみにウメノキゴケは排気ガスに弱いため、大気汚染の指標に用いられるそうです。薬局前の桜の木に生えているということは、このあたりの空気はまだきれいなのですね。
さて、近頃食欲がなくなる方が多くなりました。なかよし薬局では、胃を元気にしたり胃酸の逆流を抑えたりする薬が出されるようになってきました。
それにしても、暑い時期に食欲がなくなるのはなぜなのでしょう。実は夏は気温が高いため、体温を上げるために体がエネルギーを必要としなくなります。基礎代謝が下がってしまうのです。さらに、体温が高くなると、食欲を上げる副交感神経の働きが弱くなって、交感神経が優位になってしまうので、余計に食べたくなくなってしまいます。
食欲がないけど、食べないと体に悪いと思って、無理やり食べたとき、または、アイスクリームなどをたくさん食べたとき、基礎代謝が落ちているのにカロリーを取りすぎることもあります。そんな時は夏太りの原因になります。
しかし、明らかに食欲が落ちて食べられなくなり、カロリー不足で体重が激減している場合は、副交感神経の低下が原因しているかもしれません。涼しくするのが一番ですが、エアコンが苦手な方は、小さな保冷剤を二つ、手拭いでくるんで、首の両側を冷やしてみてください。だんだん涼しくなってきますよ。
今年も猛暑ですので、しばらく、元気で頑張りましょう。
http://ift.tt/1i9KWZ3