ドーピングの話

 薬局は東の窓と西の窓にグリーンカーテンを施しています。東の待合室の大きな窓には朝顔、西のスタッフルームの方にはゴーヤを植えています。写真は西の窓のゴーヤです。私は白いゴーヤの実が美しくて好きなので、白いゴーヤを植えていました。なかなか雌花が咲かないので心配していましたが、気付くとこっそり小さな実を付けていました。
お料理してしまうといろどりになりにくいのですが、白いゴーヤもおいしいですよ。 さて、テレビはオリンピックや高校野球でスポーツ一色ですね。今回のオリンピックではロシアのドーピング問題が浮上して大変でした。ロシアで問題になったのは組織ぐるみで選手の筋力を増強したり能力を高めるような薬物を使用し、さらにその事実を隠ぺいしようとした、ということです。選手もコーチもいい成績をおさめられるのならば、それでよかったのでしょうか。
日本で問題になるドーピングは、時々筋力を強くする薬が話題になることがありますが、ほとんどの場合「うっかりドーピング」と呼ばれるものです。うっかりドーピングとは、選手が病気の治療のために使用した医薬品の中に禁止物質が含まれていたり、サプリメントを購入して飲んだら禁止物質が含まれていた、というものです。そんな医薬品があるのかと思われるかもしれませんが、意外と市販されているものに多くあります。まず市販の風邪薬はほとんど禁止物質が含まれます。鼻炎の薬も咳止めも多く含まれます。グリセリン浣腸など、意外なものもだめです。お医者さんで出される薬にも禁止物質はたくさん含まれます。
国体やほとんどのプロスポーツ競技では選手に対するドーピング検査は行われます。検体は尿や血液です。検査対象に選ばれた選手は、係の人が検査室まで同行して検体が体から出るのを見届けます。選手にとってはすごい苦痛を感じる人もいるかもしれないですよね。
ドーピング検査が必要なくなるような世の中になればいいのですが、なかなかそうはいきません。薬剤師も選手をドーピングから守らなければいけないなあと感じています。
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