嘔吐下痢も流行っています。

写真は駐車場に生えているスギナです。朝は冷え込むので結露がキラキラと輝いていました。12月でも元気に緑色を保つスギナ、春にはたくさんのつくしを出してくれることでしょう。

私はつくしをてんぷらにして食べるのが好きです。みなさんは卵とじでしょうか?佃煮でしょうか?おいしい食べ方ご存知の方、教えてくださいね。

さて、薬局でも巷でも嘔吐下痢の患者さんをよく見聞きいたします。冬の嘔吐下痢といったらノロウイルス。生ガキなどの二枚貝から感染して、人から人へ、どんどんうつってしまいます。

でも「お腹の風邪」みたいなものですので、あまりに下痢がひどくて脱水症にならない限り、数日がんばれば治ります。大丈夫です。

症状についてお話しすると、まず、むかむかしてきて、嘔吐が始まります。嘔吐ばかりしていて食事はもちろん水分補給もできない状態になります。薬も飲めませんし、もしそこで頑張って吐き気止めを飲んでしまうと、「吐きたいのに吐けない」という非常に苦しい状態が続きますので、嘔吐の間は我慢です。嘔吐や下痢は一種の防衛反応ですから、無理にとめる必要もないのでしょう。

その後、下痢が始まって、液状の便が出てきます。ここで心配なのが脱水症。少し吐き気が治まってきたらおすすめの水分補給は「経口補水液」。一般的に一番知られているのがOS-1です。美味しくないかもしれませんが、体に必要な水だけではなく、電解質(ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウムなど)をバランスよく含んでいるので、それを飲むと体の回復が早いと思われます。

それを飲んでも元気にならないような、ひどい脱水症の時はいよいよ点滴の出番でしょう。病院に行きましょう。

海産物の美味しい季節ですから、ノロウイルスはこれからしばらく続くでしょう。また、乳幼児によく見みられるロタウイルスによる嘔吐下痢もあります。ウイルスは冬に元気一杯ですので、皆様お気を付けください。感染したら仕方ないですから経口補水液を確保して、安静にしてお過ごしくださいね。