念のための風邪薬

クリスマスが終わったら、もうお正月気分ですね。年賀状、大掃除、皆様新しい年を迎える準備は大丈夫でしょうか?私といえば・・・全然できていません。しかし薬局では一足お先にお正月の飾りをお出ししています。かわいい鶏は、患者様の手作り。今年の初めもかわいい猿をくださいました。蝋梅(ろうばい)と、アレンジメントと、鶏。すべて頂き物で、ありがたくうきうきとお正月を待っています。

さて、昨日から急に気温が下がって、岡山市内でも今朝は小雪がちらついていました。体調を崩す方が多く、今日は風邪の薬がたくさん処方されました。

しかし、風邪を引いたらすぐ病院、とはいかないお休みの期間、風邪を引いたらどうしますか?病院が開くまで我慢しますか?休日夜間の病院に行きますか?

できたらご家庭に葛根湯(かぜの漢方薬)、総合感冒薬(かぜぐすり)、解熱剤(熱さまし)などのお薬を置いておきましょう。普段からいろんな薬を飲んでいる方や、合わないお薬がある方、ドーピングの問題などで自由に薬が選べないスポーツ選手の方は、今のうちに信頼できる薬剤師に相談して購入されることをお勧めします。

また、少々の風邪は市販の風邪薬で治ります。ですので、できたら、普段から市販の風邪薬をご家庭に常備しておかれることもおすすめしております。風邪だけではなく頭痛の薬、胃薬、下痢止めなども市販の薬があります。

それらの薬が効かない、または病院に行く方が安上がりだとお考えの方もいらっしゃると思います。お薬は効きます。また、病院に行って医療保険を使用することで、税金を使用します。現在、税金を使用した医療費の高騰により国家予算が膨れ上がっています。納税者に負担をかけることにつながりますし、医療保険制度の破たんが早く訪れることになりかねませんので、病院に行かないで済むのなら、ご自身のお財布のお金を使用していただくことをお勧めします。

風邪の予防に効果のあるお茶やサプリメントも普段からお取りになっていただくこともよいかと思います。

本年も、なかよしやっきょくのブログをお読み下さりありがとうございました。新年も変わらぬご愛好を賜りますようよろしくお願い申し上げます。