お薬手帳の話

成人の日も終わり、そろそろお正月気分が抜けてくる頃になってまいりました。
今年のお正月は皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?薬局周辺は思ったより暖かく、平穏なお正月だったように思います。なかよしやっきょくさんの写真

写真は成人の日に蒜山を訪れていた時のわずかな晴れ間です。その後雨が沢山降ってきました。それにしてもどうして成人の日は雨が降ったり雪が降ったり、きれいな着物を着た新成人の皆様に、試練を与える日が多いのでしょうね?次週のセンター試験の日も冷え込むそうで、今年も受験生の皆様は寒い中で頑張らないといけません。
さて、新年第1号のなかよし日記はお薬手帳について説明したいと思います。
まだ、「なぜこの手帳がいるのかわからない」「○○薬局のは持ってるけど、ここの薬局の手帳は持っていない」と言われる方がいらっしゃいます。お薬手帳は「過去から現在まで飲んでいる薬」「薬を出している医療機関」「体に合わない薬」などを記録し、医療機関をその患者さんが訪れた際、医療機関のほうで「今回の薬との飲み合わせの可否」「体質に合わない薬が今回出ていないか」をチェックするものになります。過去に出されている薬から持病や飲み合わせを確認しないといけないので、もちろん一人に1冊だけ持っていただいて、その1冊をどの医療機関でも見てもらわないといけません。あまり病院に通うことがないと「お薬手帳を家に忘れた」と言われる方も多いのですが、そこでお勧めなのはスマートホンの無料アプリ「eお薬手帳」。アプリでも薬の手帳として正式に機能いたしますし、サーバと同期していただくことでスマホがなくてもデータを取り出すことができます。QRコードを薬局で出してもらって、それを読み込みます。自分以外の家族も登録できますので、親御様、もしくはお子様のデータも一つのスマートホンですべて管理できます。(eお薬手帳ホームページ
半年以内にお薬手帳を持って同じ薬局にお越しの際、3割負担の方ですと30~40円お薬代が安くなりますので、ぜひお薬手帳をアプリででも持っておかれることをお勧めいたします。なかよし薬局ではそのアプリから処方せんを画像で送っていただくこともできるようにしております。送った処方せんは薬局のプリンターから自動的に出てまいりますのでそれを見て調剤し、出来上がりましたらご連絡差し上げることもできます。
手帳は必要なものです。スマホをお持ちの方はアプリで、ぜひお持ちください♪