市販のお薬などを買って、体調不良をケアすること。

なかよしやっきょくさんの写真 冬の晴れた日は、空気が澄んでいて、夕焼けや夜景がきれいに見えます。写真は岡山駅前で、信号待ちの時に撮った写真です。路面電車の送電線の桃の飾りが夕焼け空に映えて綺麗に見えました。少し日が長くなってまいりましたので、薬局の仕事を終えてから出かけても空がきれいに見えることがしばしばあり、嬉しい時期になりました。
さて、タイトルにありますとおり、病院に行かずに、薬局などで買ったお薬を使用して、軽い体調不良、例えば、風邪やアレルギーやけが、などを治すことについて今回はお話ししたいと思います。
「セルフメディケーション」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。セルフは自分の事、メディケーションとは手当の事です。WHOでは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と定義しています。
医療費の高騰を抑えるため、近頃はセルフメディケーションが注目されています。
みなさま、ご自分で少し風邪を引いたな、おかしいなと思った時に、すぐに病院に行きますか?おうちのお薬で対応しますか?ちょっとしたケガなら、絆創膏で対応しますか
その判断はとても難しいと思います。その難しい判断をするためには、ご自分の体の事をよくわかっておくことが大切だと思います。また、何でも相談できる薬剤師を一人決めておくこともよいでしょう。近頃、なかよし薬局に市販薬の事で相談に来て下さる方が増えてきました。たとえば、「私は緑内障があるのだけれど、風邪を引いたとき、これを飲んでもいいだろうか?」とか、「病院でもらっている薬を飲んでいるけど、この漢方薬を購入して飲んでもいいだろうか?」など聞いてくださいます。この薬局を頼ってきてくれているんだなあと、私としてはとてもうれしく思うのですが、割とみなさん恥ずかしがって何も聞かれずにお薬を購入されている方が多いのではないかと思います。話しやすい薬剤師を一人決めて、お薬や医療用具、衛生用品を購入されることをお勧めいたします。まずは健康維持に努めて、病院に行かなくても、ご自分で治せるものは、治していく時代です。なかよし薬局でも随時相談は受け付けておりますので、ご遠慮なくお知らせください。