写真は駐車場わきに群生しているつくしです。今年はすごくたくさんのつくしが出てきてくれました。皆さんつくしは食べますか?実はつくしも薬草なのです。つくしの親であるスギナは、古くから腰痛の薬草として使われてきました。
つくしもビタミンやミネラルを豊富に含みます。穂が完全に開く前のほうが栄養がたっぷりあるようですが、私は穂が開いたもののほうが苦みがなくて好きです。胞子に栄養が入っているのでしょうね。苦みが大丈夫な方は、穂が開いてない青いものを、苦みが苦手でしたら穂が開いているものを、どうぞ。佃煮にしたり、卵とじにしたり、食べ方は様々。私は袴をとってから、こども受けが一番良い、てんぷらにします。衣を固めにして、スティック状にして軽く塩を振っていただくのが、我が家流です。
さて、気温が上がって、花粉症全盛期であるにもかかわらず、いまだにインフルエンザの患者様がお越しになります。インフルエンザA型。ふつうはこの時期に流行するのはB型なのですが、今シーズンはA型がまだ流行しているようです。高熱が出て、節々が痛いようでしたら、インフルエンザの可能性があります。今のところ、高齢の方よりも30~40代の方が多く、皆様38度くらいの熱が出ていて、頭痛が少しあるような症状が出ておられます。
統計的にB型よりもA型のほうが重症化しやすいです。働き盛りの年代の方々ですので、この年度末の忙しい時に仕事を休まないといけない、というのが一番お辛い様子です。発症してから最低5日間はお休みしないといけないですから、周りの人にかける迷惑や復帰後の仕事量を考えるとなかなか厳しいですね。私は幸い16年ほどインフルエンザにはかかっておりませんが、今休めと言われると本当に困ります。その気持ちをお察しいたします。しかしどうして、まだインフルエンザが流行しているのでしょうか。私の勝手な考えですが、乾燥した空気、PM2.5、今年は多かった花粉、などで粘膜が荒れているところにインフルエンザウイルスが付着して感染しやすい状態になっているのかもしれませんね。まだまだ人混みに出かけるときはお気を付けくださいね。