黄砂の季節

なかよしやっきょくさんの写真

春の到来を告げる桜も散って、地面に桜の花びらや桜のがくが落下しています。二日ほど前に雨が降って、その時に聞こえてきたカエルの声…。気温が高い状態が続いていて、雨が降ったので冬眠から目覚めたカエルが出てきていたようです。
地面に落ちた桜の花びらの上をぴょんぴょん跳ねる小さなアマガエルを見つけたので、追いかけてみました。まだ動きが鈍くて、簡単に写真が取れました。かわいいですね。
さて、春と言えば黄砂ですね。昨日、空がかすんでいたのに気が付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、黄砂が大陸からやってきていました。黄砂はゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などから砂が舞い上がり、風に乗って飛んできます。砂塵が起きやすい土壌の状態や風の条件が春に整いやすいので、黄砂は春に飛んでくるのだそうです。特に西日本では、昨日(18日)はのどが痛くなった方が多かったのではないでしょうか。
日本は発生地からかなり距離がありますので砂塵の粒は小さいのですが、モンゴル、中国、韓国ではかなり大きな粒が飛ぶので視界の悪化や堆積物の問題が大きく、経済活動にも影響を与えます。
健康上の問題も含め、いつも悪者にされている黄砂ですが、実は黄砂にはミネラルも含まれているらしく、土壌を肥やす効果があるそうです。また、海に黄砂が落ちるとプランクトンの生育などにも寄与するそうです。なので、これが無くなってしまうと、環境への影響が心配になってしまいます。
また、黄砂が激しく世の中が黄色くかすんだ風景は、古代中国の漢詩にうたわれたり、風景画に取り入れられたり、芸術文化に寄与していることもあります。
とはいえ、やはりこちらは薬局でございますので、健康上の問題についてお話しします。やはり黄砂の発生と呼吸器・循環器疾患、喘息、アレルギーは相関関係があると言われています。花粉と飛んでいる時期が重なりますが、ダブルで吸入するとアレルギー症状が悪化するともいわれています。
花粉症がある方、黄砂に敏感な方は、マスクや眼鏡で対応ですね。いい季節ですが、完全防備で頑張りましょう!