骨粗鬆症あれこれ

今日は一日雨の岡山市です。写真は薬局の目の前の桜。紅葉した葉がかなり落下してしまって、少し寂しいですが、雨の中いい雰囲気です。
少し寒々しくなり、風邪の方も多くなりました。特に今年は喉に来る人が多い感じがします。喉の痛みと咳に悩む方が多いですね。マスクをして養生してくださいね。
さて、先週末、大阪で行われました「日本女性医学学会」に参加してまいりました。全国から集まった婦人科、産婦人科のお医者様にまぎれて、女性の健康のためのお勉強をさせていただきました。
その中で、興味を引いたのは骨粗しょう症に関する話題です。基本的に男性よりも女性の方が骨粗しょう症になる率が高いことは良く知られています。その原因は女性ホルモンの量が閉経とともに激減することです。閉経すると男性よりも女性ホルモンが少なくなってしまうのです。
閉経までずっと破骨細胞の働きを抑えてくれていた女性ホルモンがなくなるため、破骨細胞が活発に働きます。それで骨が溶けてしまって、スカスカになってしまうのです。
病院に行くと基本的にお薬による治療が行われます。更年期症状が伴うときは「ホルモン補充療法」という、女性ホルモンそのもののお薬を使います。それ以外は女性ホルモンのように破骨細胞の働きを抑える薬、カルシウムやビタミンD3のお薬を使います。
食べ物で有名なのは大豆。大豆に含まれるイソフラボンは腸内細菌によって活性型のエクオールに変換され、女性ホルモンのような働きをすると言われています。でもその腸内細菌を持っているのは日本人女性の50%に過ぎないそうです。それ以外の方はエクオールのサプリメントを摂取すると良く効くそうです。
また、牛乳の乳清に含まれるたんぱく質MBPにはカルシウムの吸収を助ける働きがあるそうで、そのドリンクも発売されていますが、やはり牛乳を一日100~200ml飲むことは骨にとって、とても良いというデータが出ているそうです。
このエクオール、それからMBPは婦人科の著名な先生方も大絶賛でしたので、なかよし薬局でも皆さんにお勧めしていこうと思います。