西洋ハーブと日本の野草

なかよしやっきょくさんの写真岡山は急に寒くなりました。紅葉が一気に終息に向かう中、少し残っているペパーミントの葉を見ると、強い風の中、小さなかわいい青いチョウが一生懸命葉にくっついていました。

何のチョウだろうと調べたら、「ヤマトシジミ」というシジミの仲間でした。仲間がすっかりいなくなって少し寂しそうでしたが、見ている方は少しほっこりした気持ちになりました。

さて、ペパーミントというのは「ハッカ」としても知られ、西洋ハーブの一つであることは皆さんよくご存知だと思います。日本ですでにいろんなところで自生していますよね。さらに、「和はっか」というのもご存知でしょうか。日本にもペパーミントと同じ香りの「ハッカ」という植物が、安政年間に岡山や広島で栽培が始まったそうです。戦争前後に衰退したようですが、使用方法はほぼペパーミントと同様なのです。

ハッカもペパーミントも実はシソ科の仲間で、シソ科といえば青じそや赤じそを思い浮かべる方も多いでしょう。

西洋にも日本にも、昔からよく似た植物は生えていて、それらはだいたい同じような使い方をされていると思われます。

最盛期の春~夏は、そのままで料理に使用したりサラダに入れたりして食べて、残りを乾燥させて、秋~冬にお茶にしたりお料理に入れたりして楽しむようです。ヨーロッパでは今でもハーブが庭先に植えてあるご家庭が多く、風邪や頭痛、腹痛などの体調不良の時に庭のハーブでケアするそうです。また、薬局にハーブが置いてあり、健康相談に来られた患者様に対して薬剤師がハーブを選んで購入してもらうシステムが根付いています。

日本も昔は野草を使用して体調を管理していたと思うのですが、いつの間にかそれはあまり見られなくなりました。なかよし薬局はそれはもったいないことだと考え、野草の普及に力を入れています。

今流行している風邪に、薬局で販売しているものの中では、柿の葉、ツユクサ、スイカヅラのお茶をお勧めしています。日々のケアにぜひお使いください。