台風21号の被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。このところ災害続きです。日ごろの備えをしっかり見直したいところです。
写真は8月31日金曜日に真備の岡田小学校で行いました子ども実験の様子です。8月10日に薗小学校で行ったのと同じ内容で、野菜を使った実験ですが、やはり真備の子どもたちはかわいく素直で、子どもたちの笑顔でこちらが元気になりました。
さて、最近私は被災地にもっぱら青汁を持って行っています。なかよし薬局で仕入れている、岡山の会社、ニューバイオエンタープライズさんのご厚意で格安で仕入れた青汁です。大麦若葉が原料なのですが、それに天然由来のダイエット成分や難消化性デキストリンという食物繊維が入っていて、お通じの改善やダイエット効果が期待できます。「この青汁は美味しいし、お腹の調子がすごくよくなる。ありがとうね。」と言ってくださり、被災地で野菜が食べられない中、お役に立てているようです。
実は、「避難してから太った」と言われる方が結構いらっしゃいます。なぜなら、避難所や支援物資配布場所に配られる食料は、朝はパン、昼はおにぎり、夜はコンビニのお弁当です。炊き出しがあるときは野菜があったのですが、今は炊き出しも行われていません。野菜が無くて、炭水化物と揚げ物やお肉だけ。お野菜は1日に数十グラムしか、取れてないことが多いように思います。なので野菜ジュースを飲んでおられる方も多いですが、濃縮還元タイプの野菜ジュースの糖分は多く、ビタミンは壊れており、繊維はあまり含まれていません。
糖分や炭水化物はエネルギー源。揚げ物の油もエネルギー源です。繊維を取らずにそれらを食べてしまうと、急激に細胞の中にエネルギー源が入っていきます。そこですぐに燃焼できなければ、それは脂肪に変わります。
そこで繊維が一緒にあれば、少しずつ細胞に入っていきます。そうすると効率よくエネルギーに変わり、不要なエネルギー源は外に出ていきます。という事は、繊維を食事と一緒に摂ることはダイエットにつながるという事です。私も財源に限りがありますのでそんなにたくさん青汁を持っていくことはできないのですが、できる限り被災地にはそれを届けようと思っています。
食欲の秋です。ちゃんと繊維を取りながらおいしい食事を続けてくださいね。