マスクの効果

なかよしやっきょくさんの写真

満開を迎えつつある蝋梅(ろうばい)です。駐車場で毎年楽しませてくれます。そばを通るだけで本当にいい香りですね。前回は梅の実について薬効をお話したのですが、蝋梅の実は残念ながら毒になりますので、食べないでくださいね。でも花は本当に蝋細工のような透明感のある美しさです。実がおいしそうに思えてしまいますよね。

さて、気が付くと1月も終わり、もう2月です。まだインフルエンザが流行していて、それに加えて風邪の患者様もたくさん来られます。元気な方もマスクをして予防されていますね。

 マスクについて、皆様どう思われますか?時々、「意味があるの?」って聞かれるのですが、実はウイルスは結構マスクの中まで入ってきています。でも風邪やインフルエンザウイルスは体の防衛機能がばっちりな人にはうつりません。体温が低いと体の兵隊さんである白血球の動きが悪くて感染しやすかったり、疲れていても栄養が足りなくてもうつりやすくなります。また、腸内細菌の状態も悪いと感染しやすくなります。さらに、粘膜の状態です。粘膜はウイルスが体に入ってくる入り口にもなりうる、最後のバリアです。普段、粘膜はいつもたっぷりの水分で潤っているものだと思いませんか?
 でも、冬の乾燥した空気にさらされて鼻やのどの粘膜が乾燥してしまっていると、粘膜に隙間ができてしまいます。そこをめがけてウイルスが入ってきてしまいます(花粉症などのアレルギーを持っておられる方も、同様に、アレルギーのもとになる物質が入ってきます)。
 マスクをしていると、どうでしょうか。鼻から出てくる呼気には蒸気が含まれています。その蒸気が、マスクの中で循環して、鼻やのどの粘膜を潤してくれます。だから、マスクは(鼻も必ず入れて)付けていると風邪やインフルエンザの予防になるわけですね。医療用の、本当に危険なウイルスを扱う際のマスクがありますが、顔とマスクの隙間を完全にふさぎますのでとても息苦しくなります。私は苦手です…。いずれにせよ、皆さん、マスクの大切さをわかっていただけると幸いです。