冬の中性脂肪

なかよしやっきょくさんの写真

2月とは思えないような暖かい日があり、春の訪れを一層感じる今日この頃です。地面を見ると、オオイヌノフグリの可愛い青い花が咲いていました。実はこのお花、食べることができます。ケーキなどに飾ったら、かわいいと思いますのでぜひお試しください。
タンポポの花も食べられますが、摘むとすぐにしぼんでしまいますので、花びらを抜き取って散らすとかわいいですよ。ちなみにお刺身などに飾ってあるのは、菊の花で、タンポポではないのです。

年末年始からお正月にかけて、たくさん食べて、ちょっとふっくらしてきた人が多いように思います。どうしても運動量も減りがちなこの寒い季節、中性脂肪を抑える薬を飲み始める方がちらほら。お餅、ごはん、パン、麺などの炭水化物や甘いものをたくさん食べると、体の中に入った糖質が脂肪に変わり、脂肪になります。それが血液中に出て、中性脂肪になります。内臓に蓄積すると、内臓脂肪が増えてしまいます。

中性脂肪は食べ物と運動量のバランスで顕著に増減するので、この季節はどうしても増えてくる人が多いです。血管の中性脂肪は血管壁にくっついて血管を狭くしてしまってしまったり、コレステロールの悪玉を増やしてしまったりします。内臓脂肪が増えてくると内臓脂肪から悪いホルモンが出て、血糖値や血圧を上げてしまいます。この季節、気温のせいですでに血圧が上昇気味なのに、さらに高くなってしまうと、血管が破れてしまうかもしれません。危ないですね。
しかし中性脂肪は、実は運動したらすぐに減ります。もちろん筋肉で上手に消費していくために有酸素運動が必要なのですが、その筋肉そのものが減っている人が多いので、筋肉をまず付けましょう。筋トレの王さまはスクワット。膝がつま先より前に出ないように曲げて、上半身を降ろします。結構大変ですよ。それを何回か繰り返して筋肉を付けて、そしてウォーキングやジョギングをしましょう。すると、脂肪の代謝がどんどん進みます。熱中症になりにくい冬こそ運動!頑張りましょう♪