冬のうつ症状と認知症

なかよしやっきょくさんの写真

先日お邪魔したお宅の庭先で見つけた、ハハコグサの写真です。ハハコグサは春の七草の「ゴギョウ」にあたります。これとよく似たチチコグサというのがあるのですが、花が違います。
ハハコグサは黄色いつぶつぶの花、チチコグサは茶色っぽい穂のような花が咲きます。ハハコグサは元祖草餅(今はヨモギが主流ですね)、また、お茶にして飲むことで咳止めにもなると言われています。どちらも食べることが出来ますが、これくらいの大 さて、気が付けば春の足音が近づいてきて、夕暮れもゆっくりになってきました。でもなんだか皆さん元気がないです。ちょっと曇り空の日が続いたときなど、顔色もどんより。実は冬はうつ病を発症しやすい季節なのです。
若い人も高齢の方も、脳内のセロトニンと呼ばれる物質(ハッピーホルモンともいわれています)が不足するとうつ病になりやすいと言われています。セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から作られます。それには太陽の光のような強い光が必要です。冬は日照時間が短くて太陽光に当たる時間も短いうえ、寒いから部屋に閉じこもりがちです。そうして光に当たらずに過ごすとセロトニンが不足し、うつっぽくなってしまいます。また、セロトニンがたくさんできると、暗くなった時にそれが睡眠を起こす物質、メラトニンに変化し、熟睡できるようになります。なので、セロトニンが少ないと、メラトニンもできないので、夜眠れなくなるわけです。
高齢の方がうつ病を発症した場合、認知症とよく似た症状が現れます。そこで適切な治療を受けて克服できると良いのですが、そのまま認知症の治療などを始めてしまうと、うつを改善するどころか、本当に認知症になってしまうのです。トリプトファンを含むたんぱく質をしっかり食べて、冬こそ外で運動をして、人と会話し、頭の中のセロトニンを増やしてください。そして、心も体も元気に、春を迎えてくださいね。