先日、大阪に会議で行くことがあり、初めてあべのハルカスに上りました。写真は17階から少し下の階のテラスを見下ろした風景なのですが、よく見ると、人があんなに小さく見えます。あの黒い人影は置物ではなく人。手すりに見えますが、手すりではなく大きなガラス張りの壁がテラスを囲っています。田舎者丸出しできょろきょろ周りを見渡して、写真を撮ったり道に迷ったりしながら、ようやく会議室に到着することが出来ました。
さて、春はお天気がよく崩れます。気圧の変動が激しく、それに伴って気温の変化もたびたびやってきます。それで体調を崩す人が多いのですが、私も実はその一人で、春は片頭痛を起こしやすい状態になります。特に、私の場合は、春の片頭痛は、前兆を伴うものが多く、前兆が見えた時点で痛み止めを飲んでおくと後が楽になります。小さな光が視界の中心部分に出てきてそれが徐々に大きくなり、視界全体が光でぼ~っとしてくると頭痛が始まります。痛みが強いと吐き気を伴ってしまうので、仕事に支障をきたしてしまいますから、そんな時は私も薬に頼ってしまいます…。
気圧の変動でも、血管が収縮したり拡張したりしますが、女性ホルモンの影響でも収縮したり拡張したりします。もちろん他の要因もありますが、それらが重なると、大きな頭痛が起こりやすくなるのではないかなと思います。片頭痛の場合、いったん脳の血管が収縮してから、拡張し、その時に痛みが発生します。前兆が見える頭痛は、その収縮したときに見えているのだそうです。拡張したときに脳の血管周辺の神経が炎症を起こして痛みが暴走してしまうので、それが起きないようにあらかじめ炎症を抑える薬を飲みます。すると、その後、頭はぼんやりしますが痛みで嘔吐をしないといけない状態はまぬがれます。
あまり頭痛のない方は興味ないお話だったかもしれませんが、片頭痛持ちの方は痛くなってから薬を飲んでも効かなかった経験がおありだと思います。そんな方は早めの服薬をお勧めします