なかよしやっきょくさんの写真

写真は薬局の前の桜並木の桜のつぼみです。岡山の開花予想は25日ですが、こちらの桜は少々ゆっくりめに開花します。暖冬だったとはいえ、まだまだつぼみは堅そうです。この時期の桜は、体の中にたくさんの色素を作っています。それを花びらに持っていくのですが、今の時期の木の皮を剥いて煮出すときれいなピンク色が出るそうですよ。かわいそうなのでそんなことはしませんが…。
ちなみに、ヤマザクラの皮のエキスは咳止め作用が強く、美味しいエキス剤としていろいろな咳止めシロップに含まれています。でも、むやみに周囲の桜の皮をはがさないでくださいね。
さて、このところ痛風の薬を飲む人が増えてきました。痛風の薬と言っても、原因となる尿酸値を抑える薬です。これまで男性の患者さんが多かったのですが(その場合は多くの原因が飲酒によるもの)、近頃女性の患者さんも増えてきました。女性もお酒を飲みすぎたり魚卵を食べすぎたりすると尿酸値が上がってきますが、そもそも女性ホルモンが尿酸を下げる作用を持っています。しかし、女性ホルモンが減少すると、尿酸値が徐々に徐々に上がります。そして閉経後20年くらいすると尿酸値が高くなってしまい、健康診断で引っかかる方が出てくるのです。
そんな女性には、私は大豆食品や大豆に含まれるイソフラボンの活性型のサプリメントをお勧めします。女性ホルモンは女性器だけではなく脳から指先までいろんなところに作用をして、体を元気にしてくれます。大豆に含まれるイソフラボンは腸内細菌で活性化したら全身の女性ホルモン受容体にくっついて、たくさんのいい仕事をしてくれます。もちろん尿酸値を下げる作用もありますので、お勧めします。
お酒の飲みすぎで尿酸値が高い人は、アルコールが原因してますので、「プリン体フリー」と書かれたお酒を飲んでも無意味です。アルコールが尿酸の排泄を邪魔していますので、アルコールの摂取を控えるか、お酢など、体をアルカリ化するものをしっかり摂ってくださいね。