検査の季節:コレステロール編

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一月は年を通して平均気温が一番低いそうですね。年明けからの寒波で岡山の県北に先日訪れた際、写真のような、吹雪に見舞われました。

温暖な岡山県ですが、今年は特に雪がよく積もっている気がします。

さて、本日は、小正月ということで、お飾りを収納されたご家庭も多いのではないでしょうか。

そろそろお正月気分が抜けてきて、お仕事や日々の家事のリズムを取り戻される方も多いと思います。

そんなときに、ふと思い出して、血液検査の結果をもって病院に訪れ、お薬が変更になる方がいらっしゃいます。

今日はコレステロールについてお話しします。

「コレステロールが高いって言われたわ」

と言って処方箋をもってお見えの方。

食べ物の中に含まれる、コレステロールという成分。

たくさん入っている食べ物は、卵の黄身の部分。魚卵、甲殻類、イカ、タコなど。これは意外と知られていません。

「コレステロールが高いって言われたから、ずっと油ものを控えてダイエットしてきたのに、なぜ下がらないの?」と言われる方もありますが、油ものではなく、上記のような食べ物にたくさん入っているのです。油ものにもよりますが、意外とお肉の脂身のコレステロール量は、卵に比べると微々たるものなのです。

コレステロールを下げるために、あっさりとした食生活を続けていても、卵焼きや茶わん蒸しなど、卵をふんだんに使った料理を食べていたら、本末転倒というわけです。

また、さらに知られていないのが、血液中のコレステロールは、食品由来が30%程度、肝臓で作られたものが70%程度。

人間の体は、わざわざ肝臓でコレステロールを作ってしまっているのです。

コレステロールは、豊かな食生活を送っている方にとっては、悪者ですが、もともとは、細胞膜を作る重要な成分であり、様々なホルモンの原料にもなる、体にとって不可欠な物質なのです。

でも、必要な量以上が合成されてしまうと、血液内に増えてきて、悪玉コレステロール(LDL)を合成します。

近頃一番よく処方されるコレステロールの薬は、肝臓でのコレステロール合成を止める薬です。

それが一番効果的に作用します。

また、EPAやDHAという魚油の成分のお薬も近頃よく見かけるようになりました。

そのお薬は、血液中のコレステロールと置き換わったり、血管を強くしたりして、動脈硬化になるのを予防します。中性脂肪の低下や血液サラサラにもつながりますので、コレステロールが少しだけ高い方で、健康志向の患者様にはウケの良いお薬です。

もちろん、食品からのコレステロール吸収を抑制する薬もあります。

このように、患者様に合わせた様々なお薬が存在します。

その前に、食事で、コレステロールを下げるのが一番ですので、指摘された方は、誤解のないように、コレステロールを含まない食事を、まずはお試しくださいね。

そうそう、大豆製品はコレステロール低下作用が強く、特に納豆は王様です。好きな人は、塩分の多いタレを控えめにかけて、続けてみるのもいいかもしれませんね。

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