物忘れ、認知症のお薬・サプリ、近頃の付き合い方

なかよし薬局の周りは、すでにツクツクボウシもあまり鳴かなくなってしまい、夏がすでに過ぎ去ろうとしているような、涼しい空気に包まれています。
今年は梅雨時期よりも8月の方が雨が多かったような。
子どもたちは夏休みを存分に楽しめたのでしょうか。さて、写真は、なかよし薬局が今月から採用できるようになった「フェルガード」というサプリメントです。
数名の患者様にご使用を開始していただきました。
米ぬかなどから採取される「フェルラ酸」という主成分で出来ており、物忘れ、認知症、認知症に伴う随伴症状(落ち着きのなさ、攻撃性)などに臨床効果があるという報告があります。先日脳外科のドクターの講演で初めて知ったのですが、アルツハイマーの薬を臨床用量(治療に際し、各医薬品で定められた量)使用すると、改善しないどころか、攻撃性が増してしまう場合がある。
そんな時は薬の量を減らし、沈静効果のある薬と、こちらのフェルガードを使用すると、落ち着いて、周りとのコミュニケーションが取りやすくなる例が出てくるということでした。
その話を聞いて、いてもたってもいられず、なかよし薬局の近隣のお医者様に早速報告し、検討していただいて、採用することが出来ました。

いろんなタイプがありますが、薬局においているのは一番汎用されるタイプ、100Mというものです。
スティック状の袋の中に、粉が入っていて、そのままでも、水に溶かしても飲めます。
少しだけ酸っぱい味がしますが、ヨーグルトやスープなどに混ぜ込んで食べることが出来ます。

フェルガードは、もともと食品中に含まれる成分ですので、安全性は高いのですが、やはり副作用が全くないわけではないので、メーカーの希望により、ドクターの紹介以外で、原則としてお求めになれません。
まずは、ドクターのご理解が必要ですので、もし、どなたかのためにお求めになろうと思う方は、お医者様にご相談下さいね。

とかく認知症については、たくさん開発されている薬のうち、ほんの一握りしか承認されません。
効果が出にくいのです。
しかし、認知症の患者様の心を、上に向けてあげることが出来れば、進行を止める効果があると考えられています。
悲しい気持ちで人との関わりを絶ってしまうようなことがあれば、悪化の一途をたどります。
相手が誰だかわからなくても、上手く話が出来なくても、相手の表情を読み取る力はなかなかなくなりません。
相手が優しく接してくれているのか、怒っているのか、ちゃんと分かっています。
認知症の患者様の視界はせまいです。横から話しかけても、分かりません。正面で、顔を恥ずかしいくらい近づけて、笑顔で話すと、気持ちが伝わるのだそうです。
怖がらせないように、遠くの正面からゆっくり近づいて、にっこり笑顔でお話ししてあげて下さい。
それが何よりのお薬、サプリだと思っております。
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