爽やかな、乾燥した風吹く季節

台風18号による被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
岡山は台風被害もほとんどなく、過ぎ去ったあとはさわやかで涼しい秋の気配に包まれています。
薬局のお隣りの柿が大きくなり、重みで枝がしなるようになりました。
無造作に片付けられた物置の裏、この時期の柿の木を見ると、日本の秋だなあと、しみじみ感じます。さわやかで涼しい秋の風邪には、水分があまり含まれていません。
そろそろ、乾燥の季節ですね。
前よりも紙がめくりにくくなった、なんとなく唇が割れやすくなった…。なんてことはありませんか?

そろそろ始りました。保湿が必要な季節です。
ハンドクリームも豊富に商店に並び、化粧品もさっぱりタイプからしっとりタイプに変わるころ。
体の表面の肌のみならず、のどの乾燥も気になります。
粘膜の乾燥は、粘膜の傷つきやすさを呼び、粘膜が傷つくと、ウイルスやアレルゲン(アレルギーを起こす物質)が中に入りやすくなります。

なので、風邪をひきやすくなったり、アレルギーを起こしやすくなったりします。
意外と必要な水分補給。この時期忘れないようにして下さい。
のどにクリームを塗るわけにいかないので、油を飲む?いえいえ、
ここで大切になるのはビタミンCです。

ビタミンCがどうしてお肌にいいかご存知ですか?
肌や粘膜はコラーゲンというたんぱく質でできています。
ビタミンCはそのコラーゲンの体内での合成に不可欠な補酵素なのです。
ビタミンCがたくさんあれば、皮膚や粘膜の再生がどんどん行われるのです。
写真の柿にもたくさんビタミンCが含まれます。ほかにも、みかんや、この時期取れるお野菜にもたくさん。
季節の食べ物、しっかり食べて、ビタミンCを補給しましょう。
水分も、忘れずに。寒い時期は、スープやお茶で、温かく頂いて下さいね。
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