かぜ薬の、お話。

薬局の花壇も冬仕様になりました。
パンジーは、寒くても元気ですね。どんなに寒くてもきれいな色を保ってくれるので、嬉しいです。
この時期、朝夕冷えるのに、昼間は車に乗ると暑い。体が温度差に付いて行かず、風邪をひく方も多いです。
今回は風邪薬についてお話します。
なかよし薬局の近隣の病院では、漢方薬をよく処方します。
風邪の漢方と言えば、何を思い浮かべますか?
おそらく葛根湯ではないでしょうか。
葛根湯は、初期の風邪、特に、背中がゾクっとしたときによく効きます。お湯に溶かして飲むと、体がぽかぽかして、気分が良くなります。食事が食べられなかった方も美味しく食べられるようになります。体力のある、熱のある方にピッタリです。
熱がなくて、体力がなく、体が冷え切って寒気のする方は、葛根湯を飲むと逆効果になってしまうことがあります。そんな方には、麻黄附子細辛湯など、体の芯から温めるような漢方薬が出されることがあります。
また、鼻づまり、鼻水が辛い人には小青竜湯、長引く風邪には体力回復を目的とした補中益気湯、インフルエンザのような風邪には麻黄湯…etc…というように、風邪の漢方と言ってもいろいろ。
症状に合わせて使い分けますので、やみくもに手あたり次第漢方を飲まないようにしてくださいね。
西洋薬では市販のものがいろいろあります。総合感冒薬、鼻からくる風邪の薬、のどからくる風邪の薬、そして咳止め。それぞれ使い分けが勿論あります。
注意したいのは咳止め。
痰を出さないといけないのに、咳だけ止めてしまうと気管に痰が詰まって呼吸ができなくなることがありますので、よく相談して飲むようにしてください。それから強い咳止めは便秘になったり中毒症状が出ることがありますので飲み過ぎは気を付けて。
解熱剤も、抗生物質や、生活習慣病のお薬などと飲み合わせに注意が必要なものが多数ありますから、ほかに薬を飲んでいる人は必ず医師や薬剤師に相談してください。ついでにお話ししますと、風邪に良い食べ物は、温かくて水分をたくさん含んだもの。ビタミンCがしっかり入ったものが良いでしょうね。消化の悪いものを食べるとおなかを壊すことがありますので、おなかの弱い人は繊維質のものや油の多いものは避けたほうが良いかもしれません。
何はともあれ、風邪ウイルスに負けない体作りが一番大事です。三食しっかり食べて、よく眠る。少しおかしいと思ったらすぐに養生をする。
そういった基本的な体作りを忘れないようにしてくださいませ。
寒い冬への通り道、ご自愛ください。
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