風邪には、抗生物質?

今朝は暖かいような気がしていたのですが、日が陰り、雪のように冷たい雨がときどきちらつく、薬局周辺です。
写真は薬局の花壇のスイセンのつぼみです。球根があるだけで、毎年花を咲かせてくれる、律儀なスイセンにはいつも喜ばせてもらっています。
春の気配を感じるようになってきました。暖かい日もあり、寒い日もあり。三寒四温ですね。暖かくなってきたものの、風邪の患者様が多いです。皆様、やはり気温の変化についていけず、暖かい日が続いた後の寒い日に、風邪を引くケースが多いようです。
風邪の病原体はウイルスです。しかし、長引いてしまった風邪に、抗生物質を処方されることがありませんか?抗生物質はウイルスを殺す薬ではありません。細菌を殺す薬です。
ウイルスが原因の病気になぜ細菌を殺す薬を出されるのでしょうか。ウイルスが長い間からだの中で猛威を振るうと、体の抵抗力が弱ってきます。そして、弱った所へ入ってくるのが細菌です。細菌が入ると、鼻水が青くなったり、痰が黄色くなったりしてきます。そして、さらにひどくなると肺炎を引き起こします。もっとひどくなると敗血症〈菌が血液に入ってくる病気です〉にまでなることがあります。
その予防のために抗生物質を出されることがあります。また、すでに細菌が入っているかもしれない場合も、抗生物質が出されます。
風邪のウイルスを退治する薬というのはまだ開発されていません〈インフルエンザウイルスを退治する薬はあります。タミフル、リレンザ、イナビルなど。〉ので、いわゆる風邪薬は、鼻水を止めたり、咳を止めたり、熱を下げたりする薬になります。病院で出される薬も、市販の風邪薬も同様です。ただ、市販の風邪薬はひとつの粒に数種類のお薬が混ぜ込まれたものがほとんどです。病院の薬は、それぞれ別々に、体調に合わせて粒を出されるので、多く感じるかもしれません。でも、飲む薬の量は結果としてそんなに変りません。それぞれの役割を理解して服薬していただくことが大事ですね。よろしくお願いします♪
飲み合わせに注意が必要だったり、副作用で眠くなったりするお薬もありますから、風邪薬といえどもじゅうぶん注意して飲んでくださいね。
http://ift.tt/1i9KWZ3

コメントを残す