
おからを、週(しゅう)に、一(いち)度、食べましょう、と、皆さんに宣伝するセールスマンです。
近頃スーパーにおからを買いに行くと、いつも売り切れています。
おからは、大豆を炊いて、豆乳をしぼったあとの、残りかすです。しかし、栄養価が高いことから、大注目を浴びています。そして何よりお安いのがとても魅力的な食材です。安いのはどうしてか、それは残りかすだから、だけではなく、腐りやすいんです。
でも、袋に入れて薄く拡げて冷凍すれば、保存できます。次に使うときは、必要な量だけポキポキ折ってご使用になったら良いのです。(パソコンやスマートフォンを使われる方で、facebookをなさる方はおからしゅういち事務所で検索していただきますと、おからの美味しいレシピが載っているおからしゅういちのページがございますのでご覧下さい)
さて、おからと聞いて一番に思い浮かべるのが食物繊維でしょう。おからに含まれる食物繊維はごぼうの約二倍と言われています。お腹の掃除には欠かせません。たくさんの水分と一緒におからを食べるとお腹の中で食物繊維が大きく大きく膨らんで、お通じを良くします。それでお肌もきれいに。
でもおからを食べてお肌がきれいになるのはそれだけが理由ではありません。おからはなんと言っても畑のお肉、大豆ですから、お肌を作る材料、たんぱく質も豊富に含んでいます。そして、抗酸化作用の強いポリフェノールもたくさん残っているため、日焼けのダメージも小さくなり、きれいなお肌がどんどん作られるわけです。
他にも、ビタミンB群、ビタミンEといったビタミン類、カルシウムなどのミネラルもたくさん入っているため、健康には欠かせない食品といってもいいでしょう。
おからに含まれるリノール酸という脂肪酸は、コレステロールを低下させる作用もあります。(もともと食物繊維にも、コレステロールを低下させる作用がありますので、コレステロールの多い食品を食べられるときに、セットでおからを召し上がるのはとても良いと思います。)
お料理するとき、乾煎りするのが面倒? 私は乾煎りなど致しません。そのまま卵と混ぜてオムレツにしたり、コンソメスープにそのまま混ぜてポタージュスープみたいにしたり、それからホットケーキミックスに混ぜておから入りホットケーキなど色んな楽しみ方がございます。
いわゆる「卯の花」の食べ方を、毎回する必要はありません。
おからは実はお料理するにはとても便利な食材です。
ぜひ、お試しくださいね。
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