検査の季節:血糖値編

節分を終えて、暦の上では春ですが、どうやら全国各地、厳しい寒さに見舞われているようです。
それにしても、冬の夕焼けというのは、どうしてこうも美しいのでしょう。星空も、冬は特別美しいですね。
これは昨夕、小高い場所から撮影したものですが、北風が吹き荒れる中、足を止めてしばし眺めてしまいました。
さて本日は、検査の季節の第三弾として、血糖値のお話をしましょう。
血糖値が高くておこる病気は糖尿病。
糖尿病は、尿に糖が出たら、起こる病気だと思っている方も多いかもしれませんが、実際は、血液中の糖の濃度が高くなって起こります。
血糖値が高すぎて、結果的に腎臓で再吸収しきれなかった糖が尿中に排泄されてしまうのです。こどもの時から起こってしまう、Ⅰ型(インスリン(依存型)糖尿病は、生活習慣病ではありませんが、
Ⅱ型(インスリン非依存型糖尿病)は生活習慣病です。
甘いお菓子や果物、炭水化物、お酒などのとりすぎで、ひっきりなしに血糖値が高くなり、インスリンを分泌する膵臓のランゲルハンス島にあるベータ細胞が、お疲れの状態になってしまっているのです。普通は、血糖値が高くなると、体内のセンサーが働いて、ベータ細胞からインスリン(インシュリンとも言います)が分泌されて、その働きで、各細胞の中に糖が取り込まれますが、ベータ細胞がつかれてしまうと、インスリンが出てきません。

なので、糖尿病は、血糖値が高いままで下がりにくく、古い糖が血管内にや神経細胞に付着したり、体が酸性に傾いてしまったりすることで、別の病気(失明、壊死(えし)、腎機能障害(人工透析導入)、しびれ)を引き起こす怖~い病気です。

近頃特に注目されているのはHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という数値です。これは、過去1か月間の血糖値の高さを表します。
血糖値は日内変動しますので、一か月をまとめて表してくれるHbA1cの方が、信用性が高いというわけです。
検査の前日に絶食しても、日ごろの食生活がばれてしまうというわけです。

甘いものだけでなく、麺、パン、ごはん、お酒、果物、などなど、血糖値をあげる原因となる食品はいろいろ。
ダイエット方法として、食べる順番を言われる昨今。
野菜→タンパク質→炭水化物
の順で食べると太りにくいと言われます。

野菜の食物繊維が、食品に含まれる油やコレステロールの吸収を妨げることから、そのように言われています。
糖も実は、食物繊維によって吸収が遅れますので、その食べ方には効果があると考えられます。

でも、その順番で食べたからと言って食べすぎては、だめですよ。
糖尿病または高血糖を診断されてしまった方は、なおさら、です。
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