
先週末から急に冷えて、薬局周辺にも積雪が見られました。まわりの景色がうっすらと雪化粧をすると、雪の少ない地域に住む私は嬉しくなってしまいます。写真は出勤時の私の車です。これでは前が見えませんので、刷毛でフロントガラスの雪をきれいに払って、乗り込みました。
2,3日前から気温は回復してきましたが、寒い季節であることには変わりありません。寒いと、関節が痛くなる、古傷がうずく、肩が凝りやすい・・・。そういった血行障害が現れやすいのです。
体が冷えやすい方は、意外と腰も冷えています。腰は体の中心ですが、それでも冷えてしまいます。そんなときにやってくるのがギックリ腰。「今までギックリ腰になったこと無いのに」といいながら直立不動で湿布を受け取る方もいらっしゃいます。いったん伸ばした腰を曲げるのが非常に難しいのです。
くしゃみをしたり、重いものを持ち上げたときになるのが典型的ですが、何気ない、ふとした動作でギックリ腰になることもあります。 腰のあたりの、椎間板や関節に亀裂や捻挫といったことが起きたものをギックリ腰といいます。寒さで筋肉が硬くなっていますので、関節に負担がかかってしまうのですね。
いったん、ギックリ腰になってしまったら、湿布や痛み止めの飲み薬で痛みが引いていくのを待ちます。それだけです。コルセットをつけて、あまり動かさないようにするのがベストです。腰が熱を持っていれば冷たい湿布で治療します。熱がなければ温湿布で温めても冷湿布で冷やしてもどちらでもかまわないそうです。
ふだんの予防としては、やはり腰を冷やさないこと!近頃は薄手の腹巻もありますので、ぜひご利用下さい。また、筋肉を柔軟にし、筋力をつけるのも予防になります。腰痛の無いときに、体全体のストレッチをした後で、寝たまま、足を伸ばして、足先を30cmほど浮かせ、数十秒耐える。腹筋や太ももの筋肉をしっかりと鍛え、股関節も柔軟体操などで柔らかくしておくと、腰痛も起こりにくいそう。
今年の冬は、腰痛0で、乗り越えましょう!
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