
写真は「オオキンケイギク」、近頃河原や道路わきでたくさんみかけるようになった外来種の黄色い可愛い花です。昔は「ワイルドフラワー」という名前で苗を販売されていたそうですが、現在は侵略的な外来種として栽培を禁止されています。かわいいのに、残念。でも仕方ないですね。
近頃のお天気は不安定で、雨の日はとても寒くなるのですが、お天気の日は暑くなります。薬局周辺は、お天気のいい日の日中はほぼ30℃近い気温となり、真夏のような暑さです。日中汗をかいて、あれこれ労働し、汗をかき、夕方の涼しさに驚いて、気付くと風邪をひいていた、という方が結構いらっしゃいます。
紫外線も強いため、日焼けをします。日焼けというのは、肌が軽いやけどをしている状態なので、ほてります。体の表面がほてっていると、体が熱くなっているのと勘違いをして、気温が下がってきても上着を着るのを忘れ、汗をかいているので冷たい風で体温が奪われ、実は体が冷え切ってしまっていて、風邪をひいてしまう、ということも起こるのではないかと思います。
風邪をひいても、日中の暑さで体力が奪われますので、なかなか治りません。あたたかい季節に風邪をひくと、体を温める必要がないのですぐに治りそうな気がしますが、かえって長引くことが多いです。今薬局に通っておられる患者さんは、熱が下がっても、いつまでも咳が止まらない方が多く、病院に何度もお通いです。
とても気候が良くなって、これから元気に表に出て動きたい、働きたいという方が多いと思うのですが、日中の暑さには十分気を付けて、日焼け対策も万全にして頂いて、朝夕は温かく、体温調整のできる服装でお出かけになる事をお勧めします。
それから、子ども達は運動会の季節という地域もあると思います。熱中症にも気を付けて、「喉が渇く前に水分を補給」ということを心がけて、元気にお過ごしくださいね。
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