終活よろず相談会のお知らせ

10月11日火曜日、午前中に専門の方をお招きして終活イベントを行います。
患者様の待ち時間に気軽に相談できたらいいね、と
赤川 直美 (Naomi Akagawa)さんがなかよし薬局にお越しくださいます。
なかよし薬局のイベントとしては初の試みになりますが、聞いてみたいことがある方はぜひお越しください。
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発熱時の対応

発熱時の対応

先週一度涼しくなったのにまた蒸し暑い日々が戻ってきた薬局周辺のお天気です。
写真は「ツルニンジン」の花です。山間部ではよくみられる野草のようですね。患者さんのご家族の方から薬局の近くの山から持ち帰られた苗をいただいて、毎日水やりをしておりますと、ずいぶん大きくなりました。そのうち大きな根が形成されて、薬用に使えるとか。滋養強壮、去痰、高血圧、最近は抗がん作用まであると言われているそうです。人参といっても、赤くありません。高麗人参みたいに白くて大きな根ができます。でも、薬用に使える根に成長するまで、10年かかるそうなので、気長に待たないといけませんね。

さて、ここ数日、発熱でお越しの患者様が多く見受けられました。夏の疲れが出る時期なので、おなかの調子を崩したり、風邪をひいてしまったり、そういった患者様が増えます。しかし、咳や鼻の症状の前に、インフルエンザみたいに熱が高くなる方が多いように感じます。インフルエンザの検査をしても陰性なのですが、熱が高く出るタイプのウイルスが流行っているのでしょうね。

ウイルスによっては脳に作用するものもありますが、安易な解熱剤の使用でそれを促進することもありますので、解熱剤の使用については先生や薬剤師とよく相談してください。
大人でも子どもでも、熱が高く出たらまず水分補給が必要でしょう。漢方薬で、汗をたくさんかいて熱を下げるタイプのものもありますが、汗がたくさん流れ出て水分が体から減ってしまうとまた体温が高くなります。なので、しっかり水分をとるようにしてください。ミネラルも汗と一緒に出てしまいますので、ミネラル補給も大切です。ミネラルが足りなくなると、筋肉がけいれんを起こします。例えば、足がつるとか。発熱していなくとも、疲れていると、明け方に足がつる方が多いように思うのですが、ミネラル不足でそのようになっているのかもしれません。

ミネラルはどうやって補うのかと尋ねられますが、「海のものを食べてください」と答えます。海はミネラルの宝庫。貝や海藻を食べていただくのが良いかと思います。それが難しければ、OS-1などの経口補水液ですが、やはり、なかよし薬局でも販売している薬草茶もお勧めいたします。薬草も、ミネラルたっぷりですよ。
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新しい商品も並べています。

チラシに載せられていない商品も、店頭に並べています。
普段使いのなたね油も安心なものを。
フェアトレードのオーガニックコーヒーも種類を増やしました(*^_^*)
塩飴、ローズキャンディなどもオーガニックで。
テンペ菌で発酵させた黒豆甘納豆、旨味がどんどん出てきます。

通販ページが更新できてなくて申し訳ありません。

ご入用の方はメールまたはfacebookページからお知らせくださいね。

本日は地域の休日当番で開けております。
平日お越しになりにくい方も、ぜひお越しください。

野草と薬草

野草と薬草

 台風16号が過ぎ去って、気温がすっかり下がってしまった岡山市内です。被害にあわれた皆様には心からお見舞い申し上げます。
少し前になりましたが、9月11日に岡山市内のデパートで「薬草茶ワークショップ」の講師をさせていただきました際の写真です。美咲町で丁寧に加工した薬草を岡山の企業「いち」さんが「日々の薬草茶」として、そのイベントにおいて販売されました。そのブレンドは私が担当させていただきました。ワークショップもお茶も大好評でした。
 さて、薬草茶ブレンドに使用している薬草は、「オオバコ」「タンポポ」「ドクダミ」「スギナ」など、皆さんよく知っておられるような野草ばかりを使用しています。野草は肥料も農薬も水も与えられずに成長します。その生命力たるや計り知れないといつも感じています。実際含まれるビタミンやミネラルは非常に多く、野草を日々の生活に取り入れることは現代人にとってサプリメントを買って摂取することよりも身近で健康への近道になるのではないかと思います。なかよし薬局でも「いち」さんのブレンド薬草茶を販売しております。血糖値や血圧などの生活習慣病に効果のある薬草、痛みに効果のある薬草、美肌に効果のある薬草を使用しておりますので、日々の健康にお役立てください。
 月に一度のニュースレター、「なかよしニュース」の9月号をご覧になった方はご存知だと思うのですが、秋に七草というのがあります。山上憶良(やまのうえのおくら)が万葉集に詠んだことで知られています。「ハギ」「ススキ」「クズ」「ナデシコ」「キキョウ」「オミナエシ」「フジバカマ」の7種類です。この中で、ススキ以外はすべて薬草。クズは漢字で書くと「葛」。風邪薬の「葛根湯(カッコントウ)」で有名ですね。クズの根には非常に栄養価の高いでんぷんが含まれており、それを湯で溶かして飲むことで体が温まり、ほっとして、食欲が増進します。背中がゾクゾクしたら、葛根湯がおすすめです。「くず湯」として一般的に売られているものについては、「バレイショデンプン」というジャガイモのでんぷんを使用しているものが多いようです。それでも温まりますが、せっかくですから、「クズ」のでんぷんを試していただけたらと思います。
 いかがでしょう、身近な野草を眺めるときに、見る目が変わってきませんか?
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「日々の薬草茶」3姉妹 販売開始しました♪

「日々の薬草茶」店頭に並べています。
美咲町の美しい棚田で後藤さんが採取加工し、「いち」となかよし薬局で販売させていただいております。
ブレンドはなかよし薬局中山が行いました。
3つのブレンドをご用意しています。
・うつくしい肌のために
・すっきりした心のために
・リラックス時間のために「うつくしい肌のために」
イソフラボンを多く含むタンポポ。毛細血管を元気にし、細菌感染症などに効果のあるドクダミ。おなかの中をきれいにする働きのあるオオバコ。この3種をブレンドしています。

「すっきりした心のために」
保温効果が高く、新陳代謝を活発にするヨモギ。古来から不老長寿の薬として親しまれてきたクコ。血糖値や血圧を下げる成分を多く含むことが知られているクワ。ビタミンCが豊富で、血流を改善する成分が含まれている柿の葉。この4つをブレンドしています。

「リラックス時間のために」
香り豊かでデトックス効果の高いヨモギ。リラックス効果の高いGABA(γアミノ酪酸)を多く含むクワ。デトックス効果の高いミネラルを非常に多く含み、古来より腰痛症などに利用されてきたスギナをブレンドしています。

これら薬草茶すべてに共通するのは、「ビタミンとミネラルの補給ができる」ことです。身近な薬草を日々取り入れることで、現代人に不足しがちな栄養素をバランスよく摂ることができるのが最高の利点だと思います。
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物忘れと認知症

物忘れと認知症

台風が日本に連続して接近してくる関係で、天気がすっきりしない日が続いています。朝からきれいに晴れている日は、気温が上がるのが早く、薬局のグリーンカーテンの朝顔の花が、私が薬局に出勤するころにはしおれてしまうのですが、このような曇り空の日は、かわいく花を開いて出迎えてくれます。
さて、このたびは、これまでに何度もお話ししていますが、やっぱりよく聞かれる「物忘れと認知症の違い」についてお話ししたいと思います。
人は加齢に伴い記憶力の減退が起こります。私は子ども達とトランプの「神経衰弱(裏返しに無秩序に広げたトランプを2枚ずつめくり、同じ数字だったら自分の手元に置いて、その数が多ければ勝ちというゲーム)」をしても、かないません。それは私が認知症になったわけではなくて、記憶力が減退しているだけなのです。
物忘れは、約束の時間、ある物を置いた場所、行った場所など、そういった、物事の末端にあるものを忘れます。しかし、認知症は、約束したこと、出かけたこと、ある物があったこと、などの体験そのものが記憶から脱落します。
例えば、以下の質問をした場合。
「昨日、車に乗ってどこに出かけましたか?」
物忘れの時は、
「え~っと、どこだったかしら。確かに乗って出かけたわよね。どこだっけ?」
と、場所だけ忘れてしまい、その体験は覚えていますが、
認知症の場合、
「昨日は家にお客さんが来ていたから、どこにも出かけなかったわよ。」
などと、まったく別の物事と置き換わってしまっていたり、体験の記憶そのものが抜け落ちてしまっていることがあります。
よく、薬局では「あ、お薬手帳を忘れたわ。もう認知症よね。」といわれるのですが、それは物忘れです。ご心配なく。
認知症には妄想、幻覚・幻聴など精神疾患の症状を示す方もいらっしゃいます。周りの人は、その話を否定せず、「私には見えない(聞こえない)けれど、そうなのね。」と優しく接してあげてくださいね。
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お薬ばなれについて思うこと

お薬ばなれについて思うこと

ひとつ目のお花の写真は、先日患者様にいただいたものです。薬局に飾っていたおさるのお人形を、「一回貸して。」と言われてお持ち帰りになり、そのお返しにと言ってお人形とお花をくださいました。かわいい千日紅とタマスダレ。涼しげな空気が流れます。
二枚目の写真は、薬局に置いていた募金箱に皆様が少しずつ入れてくださったものを、薬局のお金も少し足して、熊本へ送ったものです。これで3度目になります。
こうやって、患者様やお客様から頂いた心遣いがとてもうれしいと思います。こんな風に心の交流ができる薬局であることをとても誇らしくうれしく思います。
さて、今日は少しびっくりしたのでお話を。「週刊誌に載っていたから、もう、この薬飲まないことにする。」と言って一つの薬の服薬をやめた患者様がいらっしゃいました。元の記事を私は確認していないのですが、その記事には「飲んではいけない」リストに入っていたらしく、飲みたくないとおっしゃいます。それをお医者様にお伝えになって処方が削除されていました。
うちのような田舎の薬局では珍しいのですが、きっと都会の薬局ではこういったことはたくさん起きているのではないでしょうか。
近頃、頻繁にお薬バッシングの記事を見かけます。「製薬会社が悪いことをして儲けようとしている」、とか、「この薬は飲むとこんな副作用が出るから飲んではいけない」とか。悪いことをしている製薬会社もありますし、副作用は薬だったら多かれ少なかれ出ます。
でもそこですっぱりやめてしまってその方の健康状態は大丈夫なのでしょうか。代替えの薬の検討の余地はないでしょうか。私も薬をお勧めしたい薬剤師ではないのですが、簡単にやめてしまっていいお薬なのかどうか、本当に週刊誌の言う通り危険な薬・効果のない薬なのかどうか、一度考えるべきではないでしょうか。今は医療人の腕が試される時と感じます。きっちり調べますので、お薬をやめる前に、一言相談していただきたいと感じた出来事でした。
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そろそろ秋の花粉症

そろそろ秋の花粉症

日曜日、なかよし薬局の所属する企業団体が開催した「親子でおしごと体験」というイベントがありました。小学生のお子様対象に、実際のお仕事を体験していただきたいというイベントになります。なかよし薬局としてラムネ菓子とマーブルチョコを使用してお薬を作ってもらう、という体験を提供した時の写真です。延べ130名くらいのお子様に体験していただくことができました。機械からお薬が分包されて出てくる様子を興味深く眺める子ども達の姿を見ていると嬉しくなり、こちらが元気になりました。
さて、日々秋めいてきましたね。だんだんと、空も、植物も季節の変化が感じられるようになってきました。稲穂は大きくなり、すこし垂れ、木々の葉も少しずつ散り始めています。ススキも随分大きくなって・・・こんな時期、秋の花粉症が近づいてきています。
春の花粉症はスギやヒノキが有名ですが、秋の花粉症の原因植物は、カモガヤ、ブタクサ、ハルガヤ、ヨモギなどが知られています。そろそろたくさん飛ぶ時期にさしかかってきました。秋の花粉症は、季節がら、風邪と間違えられることが多いです。なので、治療開始までに時間がかかってしまうことも。
また、秋はガ、ユスリカ、ゴキブリ、ダニなどの昆虫の死がいが粉になって空中を飛び、それが原因のアレルギーが起きることもあるそうです。
さらに、カビの胞子も原因になることが・・・
秋は花粉だか風邪だか昆虫だかカビだかよくわからないアレルギーが出てくるようで、原因を特定するのが大変ですね。
目や鼻のかゆみはよく春に見られる症状ですが、秋にも同様に目が痒くなったり鼻水が出たりします。さらに、咳がひどく出る方が多いのも特徴だと思います。あまりひどいと喘息になってしまうかもしれませんので、早めの対策を心がけましょう。
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蒼いミカン入りました

遅ればせながらたではら農園さんの農薬不使用「蒼い蜜柑」、今年も入荷しました。
これは熟す前の「すっぱいみかん」なのですが、青い皮にはブドウより多くのポリフェノールが含まれ、その中でも「へスぺリジン」というポリフェノールには毛細血管を強化して血流を良くする働きがあることが分かっています。
農薬がついていないから安心してできる「塩レモン」ならぬ「塩蜜柑」を作ったり、皮ごとペーストにしておかし作りをして食べることができます。
もちろんゆずやカボスのように揚げ物などに汁を絞っていただいてもとてもさわやかでおススメです。大きさはだいたい直径5~6cmで、1つ50円です。この機会にぜひお求めください。
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秋ばてに注意

秋バテに注意

この辺りは毎日の晴天に恵まれて暑さで大変ですが、強い台風で被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
薬局では朝顔のグリーンカーテンのほか、ゴーヤ、トマト、バジルなどのお野菜も育てているのですが、今年はトマトが元気で、たくさん実を付けてくれています。草ぼうぼうで、支柱もしっかり立ててあげられていないのですが、甘くておいしい実をたくさんつけてくれています。ありがたいです。
さて、日中はうだるような暑さですが、朝夕の涼しさ、虫の音はもう秋ですね。空も高くなって、秋特有のすじ雲もよく見えるようになりました。
この時期に見られるようになるのが「秋バテ」。
以前は「夏バテ」と呼んでいたのですが、近頃「夏バテ」と「熱中症」と混同されて使われるようになってきたので、この時期の夏の疲れが出る症状は「秋バテ」とも呼ばれるようになりました。
なんとなくだるい、食欲がない、ぼーっとする、朝起きられない、といった症状は、秋バテかもしれません。夏の間、冷房の効いた部屋にいることが多かった、冷たいものばかり食べていた、という方は要注意です。
温度差が影響して自律神経の調子がくるってしまうのも秋バテの原因の一つですが、胃腸を冷やし続けておなかが冷えてしまっていると、血流が悪くなり、全身にエネルギーがまわらなくなります。
そうして食欲が出なくなり、元気がなくなり、体力も低下し、なんとなくだるくて朝も起きられなくなる、といった症状が出てきます。
なので、暑い夏でも、温かいものを食べましょう。お味噌汁は究極のミネラルウォーターともいわれますが、お味噌汁に豚とネギ類を入れたトン汁はビタミンも充実していてとてもおススメです。
エアコンの温度も少し高くしましょう。それから靴下をはいて、足から冷えてくるのも防ぎましょう。お腹から下が冷えてはいけないので、頭は冷やして、それ以外のところは冷やしすぎないように気を付けましょう。
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